LINE、ヤフーの統合がマーケに与える影響 3つのポイント

  • 同グループの2022年度第3四半期の広告関連売上収益は1515億円(前年同期比で約2%減)
  • LINEを単独で見ても、伸び率は同0%
  • ID統合によるデータ分散化の解消に期待
    • 鳴海メモ:広告の機械学習がうまく働くには質の高いシグナルが多い方が良いと考えます。Yahoo!はPaypayの決済データやYahoo!ショッピングの購買データ、Yahoo!ニュースアプリなどのデータもある一方でLINEはYahoo!と比較するとそれほどシグナルを持っていない印象です。IDを紐づけることで、Yahoo!のシグナルを使ってLINE広告の広告配信の精度を高めるというが出来たら、広告の価値が高まると考えます。
  • 広告からCRMまでを包含できる可能性
    • ヤフーの広告やPayPayのキャンペーンで獲得した顧客に、LINEの公式アカウントを案内する。その案内によって登録したかどうかや、登録後に継続的にLINE経由で購買しているかどうかなども分析できるようになれば、「CRMを包含した広告プラットフォームは、他にはない大きな強みになる」
  • 動画広告

引用元:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01159/?i_cid=nbpnxr_toprec_B01

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投稿者プロフィール

鳴海 拓也代表取締役
2005年にリスティング広告を初めて運用し、広告の世界に入る。大手広告代理店に4年弱勤めた後、クロスシナジー株式会社を創業。Google公式のコミュニティにおいてGoogle AdWords(現Google広告)トップコントリビューターを7年務める。著書2冊。広報・情報学修士(専門職)。